ワキガと家族

家族

父は重度のワキガで、父の兄弟もワキガ、私のおじいちゃんもワキガです。

私には兄弟がいますが、見事に私だけがワキガ遺伝子を受け継ぎました(笑)

もれなく、父方の兄弟の子供(私のいとこ達)もワキガらしい。

そんな華麗なるワキガ一族をご紹介します。

ワキガーの祖父

祖父は私が大学生の時になくなりました。

よく働く人で年を重ねても勉強している姿は、尊敬していました。

「ハゲで優しいおじいちゃん」が私は大好きでした。

そんな祖父が腋臭症だったと聞いたときは驚きました。

父が重度だったので『祖父母のどちらかがワキガだったんだろうな~』と検討はできますが、私が知っている祖父母はくさくなかったのでわかりませんでした。

おばによると祖父は脇のニオイがツンとして、きつかったらしい。

それを聞いたときは驚きました。過去に一度も祖父のワキガ臭を感じたことがなかったからです。

同じ遺伝子をもつ仲間だから気づけなかったのか・・・祖父のワキガ臭が落ち着いて加齢臭の方が強くなっていたのか・・・

整髪剤のニオイがきつくてわからなかったのか・・・。

祖父はすでに他界してしまったので謎のままです。

重度のワキガーの父

私が物心ついた時から父は強烈にくさかった。それが父だと思っていました。

父の職場は男ばかりでお客さん接触するような仕事ではなく、職人だったのでワキガを気にせずに働けていたようです。

しかし、中堅になると年の離れた後輩も増え、電車通勤するときは、ニオイを気にして香水をつけるようになっていました。

何年か前には竹酢液という竹からできた液体を薄めて脇につけてこれは効果がある!と思い込んでいました。
※私が試して効果なかった

父は夏に夏になるとアクリル?かな、化学繊維の含まれたTシャツをよく着ていました。

そのせいで余計に強くにおっていました。

今ならわかる。ワキガーは綿素材が必須だと。

父の脱いだ洋服が洗濯カゴの中に入っているとすぐわかりましたし、脱衣所がそのにおいに包まれるほど漂っていました。

すでにニオイがその洗濯カゴに移っていたので、脱水が終わった洗濯物は別のカゴを使っていました。父がお風呂上りにビールを飲んでいると、そのそばからにおっていました。

父は重度というより、そのワンランク上の超重度仙人クラスのワキガーなのだと思います(笑)

その遺伝子を受け継いだ私・・・ありがたくて泣けてくる。

まさか、自分も重度のワキガ遺伝子を受け継いでいるなんて・・・。

ニオイにうとい母

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母方の家系はは全くの無臭で汗の量が少ない家系。

母方の遺伝子を受け継ぎたかったけど、体質体型はがっつり父方をひいてしまった。大当たりです(笑)

母はニオイにうとく、異臭に気づかない人です(汗)ある意味危険な人物です。

例えば私が学生の頃、体操着が生乾きでにおっていました。

母に「これクサイよ」と指摘すると母がクンクン。「大丈夫、クサくないよ」と言い放ちした。

『いやいや。ダイジョブじゃないから!』心の中で叫びました。

ドライブで田舎道を走ったときのこと。

畑に牛の堆肥が撒かれていたのか、かぐわしいにおいが車内に侵入してきました。

車内では「う~、くさいな~」「牛かな~?」なんて言ってる中、母だけが『え?何かにおう?』って聞いてきた強者。

なので、母は私がワキガだと長い間気づかず、いじめられるようになってから知りました。

父のことは、ちょっと体臭する人ぐらいにしか思っていないようです。

父は運が良かったですね。あれだけクサい父でも結婚できたわけですし。

体臭に無頓着な母はワキガーから見ると神のような存在です(笑)

私は母を信頼していますが、母の嗅覚は全く信用してません。

母に「私ってにおう?」とニオイチェックを何度もしていたことがありましたが、完全に聞く人を間違えてましたね(笑)

父と私のワキガ臭を感じない兄弟

私には大事な兄弟がいます。幸いにも兄弟はワキガではありません。

私たちはなんでも話せる仲なので、ある日、私が「私ってクサいよね?」と聞きました。

兄弟は『ん?わかないよ』と返されました。

あれだけ学校でクサイといじめられるのにくさくない訳がない。おかしい。

もしかして、私に気を使ってにおわないと言っているのではないか?と思ったので

私は「本当のことを言ってよ」と言うと

兄弟は『ホントにわからない。大体、お父さんもくさいと思わないもんっと言ってきた。

ウソ~。あの強烈なにおいがわからないのか・・・ありえない。

母と一緒のタイプか(泣)と落胆。すると、

兄弟は『いや。俺だってワキガくさい人ぐらいわかるよ!だって、実際に外出したら出会うもん。でも家族のニオイはわからないね』と言われました。

遺伝子の関係か?ニオイが慣れてしまっているからか?人によっては家族のニオイは感じにくくなっているらしい。

まとめ

家族のニオイってわからない人が多いことは知っていましたか?

人は危険をニオイで察知しますが、家族はもちろん敵だと認識していないので、ニオイを感じないとも言われています。

なのでニオイチェックは家族にしてもらうことは、ちょっと危険ですね。

第三者にお願いした方が確実なんでしょうが、誰に頼んだらいいのか難しいところ。

どうしても自分のニオイを気になる人は、体臭検査会社のベネフィットーイオンさんを利用してみてはいかがでしょうか。

有料で安くはないですが、ニオイのプロの意見が聞けて、さらに数値で体臭をつかめるのでおススメです。