知っておくとタメになる!?デオドラント剤の成分について【入門編】

知っておくとためになる、デオドラント剤の成分入門編

市販のデオドラント剤を購入するとき成分表示を見ることがあると思いますが、あまりに多くの成分が入っていて「結局どの成分に効果があるんだろう?」と疑問を持っている方もいらっしゃると思います。

そこで今回はデオドラントに配合されている主な有効成分についてPDFデータにまとめました。

*掲載している情報について、一切の責任は負いません。あらかじめご了承の上参考にしてください。

概要

デオドラント剤でワキ臭をおさえるには現在のところ2つの方法があります。

汗腺の収れん作用(汗腺の動きを鈍くする)殺菌・抗菌です。

▶成分の詳細についてはこちらのPDFデータをご覧ください。

デオドラントに使用される殺菌成分の系統分類表

ご自身が使用しているデオドラントの殺菌成分がどの系統に分類されるのかを把握することができます。

同じ系統の成分が入ったデオドラント剤を毎回使用するより、違う系統の成分のものを交互に使用する方が、薬剤耐性菌の発生を少しでも防ぐことができるのではないかと考えます。

*すべての殺菌成分を網羅しているわけではありませんのでご了承ください。

▶系統分類表についてはこちらのPDFデータをご覧ください。

金属イオンについて

Ag+などの金属イオンによる殺菌効果は含有率に大きく左右されます。

図を見ていただくと分かりますが、金属イオンが皮膚にまんべんなく付着するくらいの含有率であれば効果が期待できるかもしれません。

▶金属イオンについてはこちらのPDFデータをご覧ください。

参照元について

・(株)健栄製薬HP

・日本カテキン学会HP

・日本化粧品技術者会HP

・日本界面活性剤工業会HP

・Wikipedia

仮説

殺菌成分のみよりもアルミニウムなどの制汗成分がプラスされている方が効果の持続時間が長いというご意見を見て、考えられる仮説を立てました。

(あくまで仮説です。実際はどうであるかは分かりません。)

▶仮説についてはこちらのPDFデータをご覧ください。

補足

同じ成分または似たような成分が入っている商品を比べてみて、効果の違いを感じた場合、下の2つのことが考えらそうです。

1、有効成分の配合量が違う

2、有効成分を補助する「その他の成分」が入っている。または「その他の成分」の量の違い

まとめ

今回は主な有効成分の超基礎をご紹介しました。

ぶっちゃけますと、今までそれほど成分を重視していませんでした。

むしろ、肌感覚や鼻感覚海外製品であるかを重視していました。

もちろん感覚も大事ですが、重視すべきはデオドラント剤の成分でした。

成分を調べようとデオドラント剤の表記を見ると、馴染みのない単語が並んでいますよね。

目が眩むほど、たくさんの成分が表記されているものもありますが、第一歩としてまずは有効成分を意識してみましょう。

親切に「有効成分」と表記してある商品もあります。

有効成分が表記してないものは、ネット検索すると大体は出てきます。

有効成分名がわかれば、化粧品成分検索サイトで成分の働きをチェック!

余裕のある方は是非「その他の成分」もチェックしてみてください。

先日、他のかたの調べによって「その他の成分」も大事な働きをしていることを知りました。

薬品は奥が深いですね。

おすすめの成分検索サイト

 

▶cosmeticーinfo-Japan

 

▶化粧品成分オンライン

なるべく、成分が同じものを使うのではなく、違うものを意識して使うと多少は耐性を防いで、効果が持続するのではないかと考えています。←淡い期待

大袈裟ですが、成分を知ることで新たな道が拓けるかもしれません。

また、デオドラント剤の成分の理解が深まると、お金を無駄に使うことが少なくなるし、どうして効果が薄いのか?の理由がわかるとショックも軽減できるのではないかと思っています。←これも淡い期待w

みなさんに情報を提供しておきながら、私は成分や薬剤というものがチンプンカンプンです。ボチボチ理解を深めます(笑)

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。